坂本勝直のささいな blog

坂本勝直 日々の記録

ハワイの噂・裏技・裏話。ロコモコ 坂本勝直

ハワイの噂・裏技・裏話。ロコモコ 坂本勝直
ハワイの名物料理ロコモコ
ご飯の上にハンバーグや目玉焼きが乗った丼物で、手軽で簡単に作れる上においしい大人気のメニューです。

このロコモコですが、なぜロコモコと呼ばれているのでしょうか。
ロコモコというハワイ語はありません。
どういう経緯があり、この名前に行きついたのでしょうか。

ハワイの噂・裏技・裏話_ロコモコ丼
用:ハワイアンどんぶり「ロコモコ」[はずさないレシピ] All About

1949年に日系のナンシー井上という方がハワイのとある場所に「リンカーン・グリル」というレストランを開きました。
そこには多くの学生が訪れ、毎日大賑わい。

ある日、常連の高校生グループが、手持ちが35セントしかないので35セント分の料理を作ってもらえないかナンシーに頼みました。
そこでナンシーが提供したのが、今のロコモコの原点ともいえるハンバーグと目玉焼きの丼物だったのです。

後日、再び訪れた高校生グループは、この料理に名前を付けたとナンシーに報告。
その名前がロコモコだったのです。

高校生の1人のあだ名がクレイジー(狂った奴)で、これを現地の言葉でロコと言う為、ロコと付けたと言われていますが、これについては諸説あるようです。
ロコだけでは短いので、ロコ・ココ、ロコ・ドコなど様々な候補をあげましたが、ロコ・モコが語呂がよく呼びやすいことからロコモコと命名されたのです。
ちなみに、モコはハワイ語で「混ざる」といった意味があります。
命名する時にこの意味が考慮されていたかは定かではありません。

ロコモコが誕生してから約50年、これからもこのローカルフードはずっと愛され続けることでしょう。